「もしも」の時に、青ドンの天井RTを捨てたお話。

もしパチスロを打っているときに家族が危ないと言われたらあなたはどうしますか?
もちろん大多数の人がパチスロを止めてすぐに駆けつけることかと思いますが、一方でスロッターとしてはこんなところで止めたくないという気持ちがあるのも事実でしょうね。
まあそんなことはそんな時になってみないと分からない、というのが正直な感想でしょうが「そんな時になってしまった時のこと」をお話させていただこうかと思います。
あれはもう何年も前の話になりますが、父が急病に倒れ入院してしまったことがありました。精一杯の治療も空しく、もうあとは「その時」を待つしかない、というような状態に陥ってしまいました。私たち家族は出来る限りの間病院で付きっ切りで看病していたのですが、「その時」を迎える少し前に父の様子が小康状態となりました。すると母から、何かあったら連絡するからしばらく羽根を伸ばしてきなさい、と言われもう何年も打っていなかったようにすら思えたパチスロを久しぶりに打ちに行ったのです。
それどころではないことは自分でも分かっていたのですが、他の何をしていても気を紛らわせるようには思えずにせめて少しでも普段と同じことをしようと思ったのですね。スロッターの習性というのは悲しいもので、そんな時でも天井に近い台を探し初代青ドンの天井を消化していました。するとそんな時に携帯に着信が。母からでした。
いよいよ病院で待機していた方が良いらしい、との連絡がありすぐ戻ることに。しかし店の中には天井消化中の青ドンが。まさか自分の身が状態に陥るとは思いもよらず、少し笑ってしまうほどでしたがそれどころではありません。ボーナスであれば消化していったかもしれませんでしたが、いつ当たるかもしれない天井RTでそれを回しきるほどの時間などありません。一応友人に、天井RT中の台を捨てていくことを連絡し病院へと向かいました。
その後のことはまあ、家族が一人減ってしまったと、そういうことです。普段どう思っていたとしても、結局「その時」になってしまったらいてもたってもいられないのは間違いありません。ちなみに、あの青ドンは結局回収されてしまったようです。まあ突然の連絡だったから仕方ありませんね。